codecomplete 読み(1)

Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指して

Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指して

をコツコツ読んで今18章(上巻は全19章)まで読んだ。

そのくせ、あんまり頭に入ってないので、今更ながらにこっちでまとめておこうと思う。
(わからなかったことも含めて)
(まとめるのおせぇよ!)

17章 特殊な制御構造

再帰って言葉を最近知って、なんか同じ処理を繰り返すのは全部再帰ってやつを使えばいいと思っていたんだけど、

再帰を使用する前に他の手段を検討すべきだということ。 再帰を使って行えることはすべて、スタックと繰り返しを使って行うことができる

って書いてあってイメージと違った。なんか速度も遅くなる?っぽいし...

goto文についての言及もあったけど、よくわからないから流し読み程度にした。

18章 テーブル駆動方式

論理文ごとにいちいち値で判定するものを書くよりも、一度テーブル(というか配列?)に起こりうる値を記述しておいて、論理文ではそこを判定するようにしたらいいんじゃないの?っていう風に読んだんだけど、これで理解あってるのかな...

5月読書リスト

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)


を4章までと
初めてのコンピュータサイエンス

初めてのコンピュータサイエンス


を2章まで読んだ。

ただコードを書くだけじゃなくて、こういった文献を通しての学びが大事だと思ったので、朝起きて読むようにしよう。
特に僕はコンピュータサイエンスの知識もないし。

この1年は吸収できる環境にいるのだから、この機会を逃さずに読む。

安藤忠雄のようにはなれないかもしれないけど、自分なりにあがいてみたいな。

他にも

Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技

Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技



Head Firstデザインパターン ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本

Head Firstデザインパターン ―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本


も5月には読みたい。

青空文庫で今日読んだ。

寺田寅彦 アインシュタインの教育観

「もっと眼に浮ぶようにする」(die erhhte Anschaulichkeit)という事である。出来る限りは知識(Erlernen)が体験が(Erleben)にならねばならない。この根本方針は未来の学校改革に徹底させるべきものである。」

ここはうほほおーって感じだった。
今に通ずるものがある。

三木清 人生論ノート
まだ読了してない。

死は觀念である、と私は書いた。これに對して生は何であるか。生とは想像である、と私はいはうと思ふ。いかに生の現實性を主張する者も、飜つてこれを死と比較するとき、生がいかに想像的なものであるかを理解するであらう。想像的なものは非現實的であるのでなく、却つて現實的なものは想像的なものであるのである。

いい表現すぎる。使わせてもらお。

太宰治 無趣味

大いに衣食住に凝こって得意顔の人は、私には、どうしてだか、ひどく滑稽こっけいに見えて仕様が無いのである。

わかる。


Androidアプリが便利すぎて、ちょっとした時間に読める。
おすすめ。

AozoraBunko Viewer - Android Apps on Google Play

おすすめの作品とかあったら教えて下さい。

糸井重里さんの「インターネット的」を読んだ。

なんか書きたいことは山ほどあるくせに、書く時間を取らず、まして今書いてる瞬間には何を書こうとか決めてない自分が嫌だなぁと。

なんかやることはたくさん作り出してるくせにどれもこれも中途半端に手をつけてる。

一つ一つと丁寧に向き合わないとなぁと思ってる一方で、いつもの自分でいつもどおりなんだと思ってちょっと安心してる。

今日読んだ本。

インターネット的 (PHP新書)

インターネット的 (PHP新書)

以下、心に残ったことばたち。


久しぶりに、書こうと思ったきっかけ。

考えたこと、やってみたいことを惜しみなくだし続ける。枯渇するのではないかとか、後でもっといい使い道があるとかを考えずに、出して出して出し尽くして枯れたらそれでしかたない、というぐらいの気持ちがないと、日刊でまがりなりにも「新聞」を出すことなどできません。

アイデアのヒントがまだ幼いうちに他者に向けてなんとか出してみる。そしてたくさんの相手が、「未完成だけど、ポテンシャルを感じる」と言ってくれたらしめたものです。


インターネットのコンテンツについて。"くだらなさ"。ボクには2ちゃんねるをイメージしました。

もっと間抜けで、もっと豊かで、もっと自由なものが、世の中にはまだまだ潜んでいるはずです。みんながバカなことを言っている人がいるんだけれど退屈しないというような、ときどきマジになるんだけどそれがまた面白いというような、ぼくの一番好きな世界がまだまだ広がりきっていない。

糸井重里流プライオリティの決め方

「やりたければやる」「選びたいものがあったら、もっといいものを待つよりも、すぐやる」

インターネット的「あなた」

役割は点滅しているのです。

これは激しく同意するのと同時に、相手の役割も点滅していることを受け入れることが自分にできているのかは疑わしい。

ボクが慣れないmixiFacebookなんかは、その点滅を許してないように思えるんですね。ザッカーバーグなんかは「アイデンティティは一つしかない」なんて言ってますが、自分の実感としてそんなことないんですよねぇ…。だから苦しくなって放置してるのかもなぁ。

「ちょうどいい」を見つける方法。

一番極端なことをいったん考えてみる。そうしたら、「そこまではいらない」とか「それはひどい」「それじゃ意味がないじゃん」とか、自分の心の底のほうにあったほんとののぞみがが、輪郭を持ち出すと思うんです。

商品について。

商品とは環境を含んでの商品なのですから、お客さんはその環境をぜんぶふくめて求めているということです。

アイデアについて。

 ぼくがアイデアを思いつくときは、おそらく、はらわた付きだと思うのです。
 「オレ、何が言いたいのか、まだ整理できてないんだけどさぁ、わかったよ」などというセリフをよくいいます。伝えるまでには至ってないけれど、自分にはわかるというあいまいな領域があるのですね、きっと。

すんげーわかる。ボクも口癖で「よくわかんないんだけど、わかった。」などど訳の分からんことを言ってしまうんですけど、その時はこの感覚なんです。うわぁうれしいなぁ。

書きかけ、考え欠け、でき損ない。そういう文章やアイデアを、自分のコンピュータの冷蔵庫に、ぽんぽんと雑に放り込んでおきましょう。整理なんかできてなくても、気にしないで。

なんか、思考の整理学でもおんなじこと言ってたような…。読みなおすか。

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)


糸井重里流、問題発見法

 いつも食べていたものが、まずく感じられた。恋人との間に、何となく楽しさがなくなった。毎日の運動が、ずいぶん疲れるような気がしてきた…どれも、不快のサインが出ているわけですね。これに気づくのが、問題の発見です。

これに気づくことができれば、解決法なんぞたくさん出てくるだろと。解決策が分からない=問題が分からないってことなんでしょうね(実感としてあります)。

他にもいろいろありますが、疲れたのでこの辺で。

まだまだ元気がある方は、こちらのポッドキャストなんかはいかが?

文化系トークラジオ Life: 2006/11/18 「糸井重里さんを迎えて」 アーカイブ

リファクタリング・ウェットウェア 達人プログラマーの思考法と学習法 第6章 経験の積み重ね

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法

現在、一章ごとに読んでます。この本にマインドマップで本をメモってそれをまた書きなおすといい(らしい)ので、さっそく実践してみます。

ジョージポリアの問題解決方法

6.2 既存の知識を活用 から

分からない問題にぶつかったら...
まず考える事三つ。

  1. 何が分からない?
  2. 今分かってるものは何?
  3. 他にどんな手段がありそう?

この三つを考えた後に検討すること

  • 似てるものは?
  • 絵で描ける?
  • もっと簡単な問題は?
  • ここで使えるデータとルール、全部使えてる?使えてないのがあったらどうして?
  • これを言い換えると?
  • 前の段階に戻ってみよう!

インターゲーム

6.4 インナーゲーム から

努力は失敗を呼び、気づきが救う

他にも、
自分自身に失敗の許可を与えること/失敗が許すのをOKできる環境を作ること

以前読んだ

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義



にも似てること書いてるなぁと感じました。


失敗を失敗だと思わず、"最終的にうまくいくこと"を考えれば、失敗が失敗でなくなるとのことでした。
自分も、よく「これは失敗だな...」と思ってそこで終わってしまうので、最終的にうまくいくためにどうしたらいいのかというのをフィードバックとして還元したいと思います。



P.S. ちょうどこんなことも考えたのでタイムリーだったかも

6.6 想像力は五感を上書きする

高い技能を持つ人達に囲まれることで、自分の技能レベルが高まるのです。

達人になりきってください。見せかけだけではなく、実際に達人の役割を「演じて」ください。

ザ・シークレットなどに書いてある、思ったことしか実現しないという言葉と同じかもしれません。

ザ・シークレット

ザ・シークレット

ボクは何もスキルはないくせにプログラマとして生きていきたいなぁと考えてるので、
How To Become A Hacker: Japanese
このサイトや、達人として参考になる方を勝手に師事して、まねて、まねて、まねまくろうとおもってます。

みなさんの中での「師匠」っているんですかねーと思いました。できればおきかせくだしあ><

戦略「脳」を鍛える BCG流 戦略発想の技術

戦略「脳」を鍛える

戦略「脳」を鍛える


この本の始めには、戦略についての定義を行っています。

 まず、戦略について定義しておこう。戦略とは、「ありたい姿」マイナス「現状」である。つまり、「将来こうありたい」という理想の姿と現状とを比較するとさまざまな差違があり、この差を埋めていく道筋が戦略であると定義できる。

経営は生き物という言葉も聞きますが、私たち一個人にも当てはまる戦略の定義です。


こうした戦略は隣と同じではダメで、違いを生み出さなくてはならず、そのカギは"ユニーク"な戦略にあり、そのユニークさを決めるのは、"インサイト"であると説明します。

ユニークな戦略 = 定石 + インサイト

インサイト = (スピード + レンズ) × シャドーボクシング

この本では、インサイトを構成する、スピード、レンズ、シャドーボクシングの具体的な説明と、具体例を用いて、実践を行う流れになっています。

インサイトとここでは使われていますが、いわゆる「アイデアの出し方」の方法論と似ているなという印象を受けました。

インサイトの部分にフォーカスを当てる流れになっている印象でしたが、個人的には、定石を学ぶための参考となる書籍が多く紹介されていたことが嬉しかったです。

アイデア(≒インサイト)を作ることにフォーカスをするならば、こちらの本の方が読みやすいかと思います。

アイデアのつくり方を「仕組み化」する

アイデアのつくり方を「仕組み化」する

  • 作者: ポール・バーチ,ブライアン・クレッグ
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/01/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ですが、今回の本はとりわけ、経営に近い事例紹介などを行っているので、ビジネスよりの"戦略「脳」"を作りたい方にはおすすめかと思います。

【印象的だった言葉】
・何かをモデルにして磨き上げ、新しいアレンジを加えて制度の高いものに改良していくのが創造的作業の基本である。

・思考のスピードを上げるために、目の前の事象をグラフ化して右脳でビジュアル的にとらえることが有効になってくる。

・平均値で考えるのではなく、「脱平均」して考えるということ。

・「世界が大きく変わっているときには、既存の理論では現場は読めない。もちろん、ただ現実を見るというだけではどうにもならない。その時々、仮説を立てながら現場と概念的枠組みをいったりきたりする知的ゲーム、それが本当の学問ではないか。」

・マーケティングの究極の目標は「人の嫌な気持ちを知ること」

・自分でモノを購入して得だとかおもしろいと感じる時に、いったい何が起こっているのか、そのメカニズムはどうなっているのかと考えるクセをつける。

・PNIルール。議論は必ず、P(ポジティブ)、N(ネガティブ)、I(インタレスティング)の順序で行え

自助論

図書館で借りて読みました。

自助論

自助論

自己啓発本では有名なこの一冊。やはり多くの方に支持されていることが納得できます。

天は自らを助くる者を助く=不断の努力

この本で私が感じたのは、この一言です。


男は背中で語るなんて言葉もありますが、やはりそういう人がかっこいいのは口ではなく行動で示すところでしょう。

一時期は努力厨(笑)のようなエントリが見られ、努力についてのさまざまな意見が出ていたので、今回はできませんが時間が見つかればこうしたところも自分なりに考察(という程たいしたものは出てこないと思いますがw)をやってみたいと思います。

他にも

人生に暇な時間はない

信念は力なり

というようないかにも自己啓発!というようなキーワードがたくさん並んでいます。

自己啓発本は自分の身を引き締めることにもなりますので、個人的にはたまには読んでみたくなります。

ただ、読み終わって満足するんですよね。

もう一つ忘れてはならないのは、本からいくら貴重な経験を学んだとしても、しょせんは耳学問の域を出ないということだ。それに反して、現実生活から得た経験は真の知識となる。

読んでからどう行動するか、それが読書の価値だと気付かされました。


怠け者のボクは、手元に置いておかねばいけない一冊です。


それと同時に、昔も今も求めている本は変わらないんだなぁとも感じた一冊でした。