ハッカーズチャンプルー2017が今年も開催されます。今回で5回目になります。
といっても僕はボランティアスタッフとして参加し始めたのは3年前ぐらいの話なので、年に一度の開催であるハッカーズチャンプルーには3回ぐらいしか関わっていません。(そしていまは忙しいことを理由に全然コミットメントできていない…)
他のイベントと違うのは、カンファレンスの部と開発合宿の部に分かれているところです。そういう理由でハッカーズチャンプルーの開催期間は2017年06月21日〜06月24日となっています。
実行委員長のインタビューが公開されました。どうしてこのイベントが開催されるのか、開発合宿もやっている理由などにも触れられているので興味があればぜひ読んでみてください。
イベントの趣旨や開催経緯を見る中で、自分もどうしてスタッフとして手伝っているのか、もしくはスポンサー企業として掲載させていただいているのかというのを書きたいなと思いました。
なぜスタッフとして活動するのか
3年前からスタッフとして関わっている理由として、恩返し(正確には恩送り)をしたいという思いと、コミュニティや勉強会を運営の仕方を知りたいという2点が思いつきました。
恩返し
ハッカーズチャンプルーのお手伝いをする前は、ギークハウス沖縄(今は新しいところで始まるみたいです)というエンジニアだけのシェアハウスに3年ほど住んでいました。それがきっかけで自分で会社を作ることになり、今年で5期目に入ります。
会社を作るきっかけだけでなく、そこから4年、ほそぼそながらも今の自分があるのはギークハウス沖縄を始めとするいろんなITエンジニアコミュニティのおかげだと思っています。
その方々にお礼を伝えるのも大事ですが、もしかしたら自分のようなきっかけをつかむ人間もいるかもしれない。そのきっかけを自分で終わらせてはいけないんじゃないかというクサいことを(おじさんになったので)思ったりもします。
コミュニティや勉強会を運営の仕方を知りたい
スタッフとして関わる理由、もう一つがコミュニティや勉強会を運営の仕方を知りたいということです。
ギークハウス沖縄にいたころのインタビューで話したり、 場を作るって難しいという記事を書いたりしていますが、僕自身がコミュニティというものに対して非常に興味を持っているところがあります。
ハッカーズチャンプルーは一つのイベントですが、先述の通り開発合宿があります。その合宿期間で生まれるのもコミュニティだと思っているのですが、ほんの数日の、ただ毎年行われることがコミュニティとして果たして機能するんだろうか。機能する/しないのであればなぜなんだろうか。という興味があります。
また、こうしたイベントには多くのスタッフやスポンサー企業の支援が必要不可欠になると思います。そこに参加してくださるスタッフたちが何を思いどういう活動をするのか、はたまた活動が鈍くなってしまう原因はなぜか。その場合どうしたら良いのか。どう巻き込んでいけるのか。
スポンサーなどの支援を受けるにあたってどういったものを運営が提供できるのか、その提供できるものとイベント参加者が満足することを両立させることができるのか。
こういうことを身をもって知ることができる機会は、仕事や普段の生活のフィールドでは味わうことができないので、やってみたいというのがあります。
スポンサー企業として
ハッカーズチャンプルーには2016と2017は会社として、そして2013年にはギークハウス沖縄としてスポンサーをしています。
a_matsudaさんのスライドが自分の思っていることと一緒なので、記述するのでなくスライドのembedを貼ります。
僕自身、日頃コードを書く中でたくさんのライブラリやフレームワークに支えられています。それは仕事においてもそうです。つまりは自分の会社はそういったコミュニティによって支えられているともいえます。
前述の通り、自分が今所属する会社がコミュニティへの関わりがあってからできたということもあるのですが、それ以前に一企業が恩恵を受けているものに手っ取り早く貢献できるのは「金」なんじゃないかなぁと思っているからです。
そもそもなんで書いたのか
スポンサーのお願いをする流れで、ふと自分はスタッフとしても参加してスポンサーもしているという話をしたときに「身内だけで固めているイベントだなー」と揶揄されたことで、そういえばなんで自分はやってるんだろうなーと思ったのと、自分の転換点となった会社設立日を迎えたので一つの区切りとして書いてみようかなと思ったのでした。
名誉会長からお祝い頂きました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 pic.twitter.com/FT5rmHXyie
— 妬み、嫉み、僻み。 (@kimihito_) 2017年4月26日