国際会議で発表する内容(ちょーざっくり版

今回、発表する論文の概要をざっくりと紹介したいと思います。

私たちが今回発表する部門は、産学連携の中でも「regional innovation」、地域イノベーションでの発表となっています。

アブストラクト提出時とは180度違った論文になっているので、怒られそうだと思いますが...w

しかもregional innovationと関係ないし...


僕たちが特に強調したいのは、新たなイノベーションの創出にキュレーションを取り入れようということです。

キュレーションとはこちらから引用すると、

「キュレーションは情報を収集し、選別し、意味づけを与えて、それをみんなと共有すること」。

とされています。これを産学官連携に当てはめてみようというのが今回のボクたちが発表する論文の主旨です。

大学から出てきた研究成果を研究者でない外部の人間からの視点で新たな価値を付与し、新たなイノベーションにつながればといいなと思っています。

そのためには、
1.研究成果がみんなにわかりやすい形で伝わる。
2.キュレートされたものを見れる場の提供。

最近では新しいイノベーションの形としてオープンイノベーションが取り上げられています。
知っておきたいIT経営用語 - オープンイノベーション とは:ITpro

代表的な著書である、

オープンイノベーション 組織を越えたネットワークが成長を加速する

オープンイノベーション 組織を越えたネットワークが成長を加速する

  • 作者: ヘンリーチェスブロウ,ウィムヴァンハーベク,ジョエルウェスト,PRTM,長尾高弘
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2008/11/25
  • メディア: 単行本
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この本では、

各種情報製品の中には、協力による創造の例としてよく引き合いに出される例がある。このような情報製品では、インターネットや関連ソフトウェアツールにより時空を超えたコラボレーションが可能になる。そのようなコラボレーションが情報製品を越えて一般化されるとすれば、個人を識別し、関係を調整し、必要な分配をするためにどのような仕組みが必要とされるだろうか。必要なツール(あるいはスキル)は、個人イノベーターでも入手できるのか、あるいは企業や大学などの組織の傘の下にいなければ入手できないのだろうか。

(第14章 オープンイノベーション―研究課題 14.3 個人とグループ p373)

という問題提起がされています。
こうした部分にちょっとでも貢献していけたらなーと思います。

全然まとまってないし、今流行りに乗っかっただけだけどね!!!!!!