沖縄高専xギークハウス沖縄の遠隔合同ハッカソンを行いました。

第一回となる、ギークハウス沖縄主催のハッカソン、沖縄高専xギー沖発火村 を実施いたしました。3月1日から2日にかけての24時間を使って、アイデアから開発までを行いました。

飯くいながら紙とペンを片手に仕組みの話するの楽しかった。

個人的なイメージ

沖縄高専の人とハッカソンをしようと言う話になって、ボクがまっさきにイメージしたのは、クックパッドが行ってる開発コンテストでした。

せっかくハッカソンをするんだから、当日までお題がわからないほうが、皆横一列で始められるだろうと思い、今回はこんな感じでやろうと思って、 @ さんのブログとか読んでました。

おやすみのシャワーを浴びて眠ろう!「おやすみシャワー」をつくったぼくらの24時間 - 準二級.jp

話変わるけどちょうどWEB+DBが似たような特集してましたね。

WEB+DB PRESS Vol.73

WEB+DB PRESS Vol.73

  • 作者: 設樂洋爾,白土慧,奥野幹也,佐藤鉄平,後藤秀宣,mala,中島聡,堤智代,森田創,A-Listers,はまちや2,大和田純,松田明,後藤大輔,ひろせまさあき,小林篤,近藤宇智朗,まかまか般若波羅蜜,Mr. O,WEB+DB PRESS編集部
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2013/02/23
  • メディア: 大型本
  • 購入: 9人 クリック: 107回
  • この商品を含むブログ (2件) を見る

あとは、ギークハウス沖縄に一緒に住んでいる@ さんが作ったScreenX TVというターミナル配信ツールがあるし、それを使えば特に場所とか関係なくワイワイとハッカソンできるんじゃないの?とか思ったりしていた。場所の雰囲気欲しかったらSkypeずっと繋いでおけばいいんじゃないの?とかそう思ってた

実際との乖離

で、実際本番を迎えてみて、正直ScreenX TVに目をやる、人のターミナルを見るなんてことはなくて、自分たちのことに時間をかけるので精一杯だった。

Skypeで会場をつないでいるとしても、結局のところ顔が見えて気軽に話せる人とのコミュニケーションが多くなってしまい、ギークハウス沖縄の人と沖縄高専の学生という区分になってハッカソンを行なってしまったように思う。

他にも、外部にこの様子を見てもらおうとUstreamで配信したりもしていたけど、参加者として参戦してから、そこら辺がかなりおろそかになってしまった。

でも、その部分はどうしようもないなぁってこともなくて、たぶんあと3回ぐらい回数を重ねればなんとかなるんじゃないかと思っています。

良かった点

そもそもハッカソンを経験したことがある参加者が(ボクも含めて)誰もおらず、少しそわそわしていたように思いました。

ただ、実際テーマを提示してみると、みんなでアイデア出しをしっかりやれてたのは非常にいいと思いました。そこからエンジンがかかる感じで、事前にテーマがあるよりもその場の盛り上がりみたいなものを使ってそのまま24時間ブーストできたような気が、個人的にはしています。

ギークハウス沖縄の会場でボクは参戦しましたが、普段は各自が何か活動してる状態で、なにしてるのかわかんないなぁとか思ってましたが、同じテーマのもとで一緒に開発できたのは良かったです。共通認識があるからこそ、学ぶことが多かったように思います。

悪かった点

先にもあげましたが、遠隔地同士でのハッカソンをいきなり行うのは難しくて、何度か積み重ねていく必要性があるように思います。他にも、交流できる時間を設けたり、チームを各所属で混合にしても良かったかなぁと思いました。

アンケートから

終了後にアンケートを実施したところ、参加者全員(7名)から満足・大満足という回答をいただいて、(これがお世辞であると分かっていても)非常に嬉しかったです。

良かった点と改善点は以下。特に個人的に気になった点をピックアップ。

まずは良かった点

ハッカソンを通して一つ動くものを作れた少しだけど開発している環境の実感を持てた。 仲間の意識の高さで自分もやる気を持って今以上に頑張ろうと思った。 学ぶ点があって非常によかった。

改善して欲しい点

画面共有できるとお互い発表しやすかったと思います 会場が違う事で生まれるいろんなギャップを なんとか埋め合わせて頂けると嬉しい ・チームが偏ってしまった ・交流があまりなかった ・開発の負担が一人に偏ってしまった

やっぱり一緒の空間にいる感でいかに作業できるようにするかってが今後の課題っぽそうです。

学生を含めてのハッカソンでしたので、内容をアダルトにしない等の制限は必要だったかと思います

完全にこれはボクが主犯です…こういうノリでやれたらと思ってたのですが、完全に裏目に出ました。申し訳ありませんでした…。

これから

ギークハウス沖縄主催でのハッカソンは3ヶ月(もしくは4ヶ月)に一度のペースでやれたらなと(個人的に)思っています。ただまるまる24時間貸して頂けるとこはそうそうないですし、今回沖縄高専の会場となった 辺野古IT工房|seed さんにもかなり無理をお願いしたので、そういう問題を考慮するとやっぱりいかに遠隔地同士でのハッカソンで上手くいく方法を模索していければと思う。

結構やってみて、無理だってこともないと今回通して感じたので、今後は沖縄とかじゃなくどんどん枠超えてやっていきたいです。都内の勉強会とかも遠隔参加とか出来るといいですね。そんなときに呼ばれる人間になれるように頑張ろう。

最後に

これまではギークハウス沖縄を使ったイベントとかしか経験してなかったけど、はじめて外の人に会場の協力とかお願いして、ギークハウス沖縄のノリでやってたことがとても相手に対して非常識なことだったりして、反省点だらけだったけど、イベント運営の難しさ、手順を知ることができて本当に良かったです。ご無礼ばかりおかけしたにも関わらず、会場をご提供くださった 辺野古IT工房|seed さんには深く感謝申し上げます。

また、今回の初めての企画で沖縄高専生やseedさんとのやりとりを行なってくださった@ さんにも深く御礼申し上げます。

本当に参加者、協力者の力がなくてはこの日を迎えることができませんでした。 本当にありがとうございます。